詐欺の片棒

兄は無類のパソコン好きなチャットユーザー、一時的な会話しかないチャットの何が楽しいのか妹である私には分からず「このような付き合いが大事だ」と豪語する怖いもの知らずの兄に天罰が下りました。
「付き合ってる女の子がお金が無いから借りたいから名義を貸してほしい」とメールが来ました。メールを見てみるとまた巧みな文章で「一件50万で名義を貸してくれたらそのお金をさしあげる」ともう悪い金の匂いがしてなりません。もうのぼせてる兄もメールを読んだ父が「詐欺の片棒を担ぐ事になるぞ目を覚ませこれは犯罪だ」と兄を一喝!こうして詐欺の片棒を担ぐ事無く事態はお収まりましたが、あの時父が居なければ間違いなく良からぬ道を歩いていたでしょう。
だからチャットは恐ろしいんです。その様な話し合いが日常的に行われているのですから、その女性には兄を更正させてくれた事は嬉しく思いますが人の足元を見て弱み突け込むその女の性根に腹が立ちます。それから兄はライブチャットに移行しました。今となれば馬鹿な事をしたと反省しています。ライブチャットは安心で使い易いと兄は絶賛しかし、女性と話が出来ないと言うコンプレックスを持つようになってしまったんです。
父は「少し怒りすぎたかな」と笑いながら答えてましたが、「今回十分すぎるほど怖い思いをした事で懲りた」とさすがの兄も魔性の女には勝てなかったようです。